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2021.07.22ブログ

『コーチングとは・・』コーチングの定義と3つのスキル



「コーチングって一体何? どんなスキルなの?」と疑問に思われている方も少なくないはず。

コーチング・ラボが定義するコーチングと、コーチングの3つのスキルについてお伝えします。

目次

『コーチングとは・・』コーチング・ラボが定義するコーチング

「コーチングって一体何?」と疑問に思われている方も多いと思います。

コーチング・ラボが定義するコーチングは、

コミュニケーションを通じて相手が“成し遂げたいこと”や、“本当の目的”というものを見つけ出し、
目標達成に向けた能力・可能性を最大に引き出し、
どうすれば実現できるのかを探求し、自発的な行動を促し、実際に結果を創り出すことをサポートするコミュニケーションスキルです。

コーチングに必要な3つのスキル

問題を解決するヒントや、結果を出す力はすでにクライアントの中にあります。

けれど、そのことに本人が気づいていないということがほとんどです。

例えばそれらを引き出すコーチングは、
コミュニケーションテクニックだけではなかなか機能しません。

期待したいコーチングスキルは、
クライアントがいかに内省を深め、自分をじっくりと観察し、過去や未来、他者、様々な経験、リソースなどから解決方法を編み出し、行動レベルが上がっていくことです。

そこで必要なスキルは、コーチングの3大技法と呼ばれる

・傾聴
・質問
・承認

です。

「傾聴」「質問」「承認」について、それぞれを詳しくご紹介します。

【傾聴】 “聞く”と“聴く”の違い

コーチングを行うコーチは、クライアントの世界観(見ているものや感じていること)を共に体感したいという前提で関わります。

ですから、ただ「聞く」のではなく、「(クライアントと)同じ目で見て、同じ耳で聴き、心で感じながら、共に考える」という姿勢で関わり、
クライアントが安心して話せるよう環境を整えます。

「聴く」というのは、

クライアントが、“聴いてくれている”と実感している状態が1番ベストですから、

・話したいことを自由に話せているか
・リラックスしているか

を意識して聴くことが大切なポイントです。

【質問】 引き出す“6つの質問”

コーチングにおいて質問は必須です。

クライアントの話を聴くとき、相手の話の腰を折ることなく
話の流れに沿いながら、その内容を深めたり広げたり・・・

そして本人がまだ気づいていない領域の意識を引き出していくのが、


インタラクティブリスニング


と呼ばれる質問スキルです。


インタラクティブリスニングは、主に6つの質問を活用します。

1、「〇〇っていうのは?」
2、「どうして?」
3、「他には?」
4、「言ってみてどう?」
5、「だけど?」
6、「だから?(つまり?)」

とてもシンプルですが、これらの質問を対話の中に細かく投げかけていきます。

質問を投げかけると、人は意識的にも無意識的にも、時間・空間を超えて思考が働きます。

何を解決し、何を知り、何を扱い、何を準備し、
そのために「何ができるのか?」「何から始めるといいのか?」「本当はどうなったらいいのか?」「本当はどうしたいのか?」を明確させていきます。

つまり、インタラクティブな質問は、新しい発想や新しい価値、新しい視点といった創造を生み出していくのです。

【承認】5つの承認

「承認」といっても、実は様々な「承認」が存在しています。

例えば、

・結果の承認
・行動の承認
・成果の承認
・成長の承認

などです。

これらはある意味、“目に見えるカタチのもの”に対しての「承認」とも言えます。

しかし、私たちコーチが実践したい「承認」は、上記の内容に加えて

・思考の承認
・感情の承認
・気づきの承認

など、“目に見えないけれど存在しているもの”も「承認」したいのです。


所謂、ジャッジのない、クライアントそのものを「承認」する


存在の承認


です。


コーチングにおいてクライアントを承認することは、安心感や存在意義に繋がり、
自己受容や自己肯定感を高めることを促すことができ、またクライアントの自発的行動にも大きく繋がってきます。

まずはここから始めよう!

コーチングは、スキル以前にコーチのあり方やクライアントとの信頼関係がもっとも重要です。

なぜなら、コーチングは一方的にコーチが誘導するでもなく、クライアントに委ねるでもなく、
コーチとクライアントがお互いに自立しながら協力し合いながら、目的に向かって進んでいくものだからです。

・傾聴・質問・承認

をベースに、まずはクライアントの話す内容に耳も心も傾け、興味関心を持ってインタラクティブに質問し、クライアントの存在そのものを承認してみましょう。

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